台南県における各種建設計画をスムースに進め、産業技術レベルを引き上げるため、台南県政府は2003年3月20日に、全国初となる「台南県創新技術服務中心(新技術サービスセンター)」を立ち上げました。ここでは産官学と研究機関の資源を結びつけ、県内の産業昇級・技術移転・業者間連盟結成などのサービスを提供しています。そして、このセンターの効率と機能を高めるべく、県政府は2003年11月16日に、経済部中小企業処南科育成センター内にも「台南県創新技術服務中心南科事務所(県駐在事務所と園区駐在科学者事務所を含む)」を設置しました。
「台南県創新技術服務中心南科事務所」の下には、バイオテクノロジー、航空宇宙テクノロジー、デジタル情報、繊維工業、オプトエレクトロニクス、経済機械、ナノテクノロジーなど7つのチームが置かれています。そして、その組織には新たに台南県駐在チームと南科園区駐在科学者チームが増設され、国内海外から専門家を招いて研究活動を行っています。また、研究開発技術、情報、人材、販売面での支援も提供し、産業昇級を加速させ、伝統産業とハイテク産業の結合を促進しています。
このほか、産学の資源を統合し、伝統産業の昇級支援を加速するため、台南県政府は新たに「財団法人台南県創新技術服務基金会」を発足させることを決定。2004年11月1日には創設記念式典を開催しました。蘇煥智台南県長は初代董事長として挨拶した際に、この非営利団体を設立した目的は、基金会の資源を使ってさらに多くの産業にサービスを提供することを強調。そして、基金会は産官学界における技術の融合を促進し、産業間の技術交流を支援することで、ほかに先駆けてビジネスチャンスを獲得する役割を担うと述べました。