台湾の獅子舞は清朝初期に中国人が台湾に上陸した時持ち込んだのが始まりだと言われています。歴史文献によると最も早く上陸した移民は泉洲人で人数も最多で、次いで漳洲人となり、客家が一番遅く人数も少ないとされています。移民達は台湾で同じ祖先、言葉、風俗習慣、信仰を持つ民族が集まり村落を形成しました。移住に伴う危険を回避するために移民達は故郷の神を携えて上陸し、その後廟を作り神を祭り、そこが村の中心となっていきました。祖先の異なる民族同士が土地争いやその他の要因で敵対し戦うようになると、住民たちは村を守るために若者を組織し、農業の手があくと武術を学び体を鍛えました。村の廟では祭りが開催される時はより賑やかにするために、獅陣を作るようになりました。そのためこうした獅陣は一般の獅子舞と異なり武術を基礎としたもので、今日の村の廟に所属する「金獅陣」となったのです。