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台南県学甲鎮にある慈濟宮では保生大帝を祀っています。ここは学甲地区において保生大帝の開祖廟として知られ、每年旧曆3月11日には「上白礁」拝謁行事が催されます。盛大で非凡な賑わいを呈するこの祭りは、現在台湾で最も歴史が長く制度化され最大規模を誇る「請水火」の廟会です。まれに行事範囲を拡大して「刈香」活動が行われることもあります。俗にいう『学甲大刈香』とか『学甲香』は、西南部沿岸の「五大香」のうち最も紀律が厳しい「刈香」です。このような「天にも届く意気込み、猫も杓子もともに学甲鎮に参加する、血は水よりも濃く、千載忘れぬ白礁郷」という民族的な廟会は、宗教的な趣旨だけでなく、社会教育や文化的な意義も兼ね備えていたので、これまでずっと注目・重視され続けてきたというわけです。
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基本的に「学甲香」は「上白礁」から派生してできたものといわれています。早い時期、「上白礁」は管轄区域における一種の神明祭りでしかありませんでした。それがおよそ1981年午後になって、今日のような台湾有数の盛大な廟会になったのです。廟会開催期間中、内在的には人間として自己成長のよい機会になり、外在的には支援促進の力となり、さらに時の権力を造り上げる微妙な関係を作り出すこともできるのです。
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》「上白礁」には3つの祭りの儀式以外に、もうひとつ大事な活動として「繞境」があります。祭りが神に対する行事に対し、「繞境」は人に対する活動なのです。「上白礁」の流れは、宮內祭典---繞境---白礁亭祭典---帰廟です。 每年「上白醮」に参加する基本メンバーは、十三庄の「角頭廟」のほか、県外に出ている元郷民や分霊を受けた廟も組織団を結成して参加しています。参加する各「角頭廟」や分霊廟では神輿のほか、「芸陣」を組んでその腕を競い合い、大変な賑わいを見せます。年を重ねるごとに盛大になり、一大「香陣」を形成するまでに膨れ上がりました。この「香陣」は1981年には芸陣115団、神輿79台が繰り出し、過去最高を更新しました。この年には全国各地で「芸陣」大会が開かれたこともあり、このような規模に達したものとの考えられます。しかし、毎年行われる祭りでは、「芸陣」が70団、神輿も60余台の規模を維持しており、これが「上白礁」の基本部隊になっています。このような規模の陣は南西部沿岸地域で突出しているだけでなく、台湾全体でも恐らくまれだと思われます。
「上白礁」祭りでは、「遶境」は毎年同じ道を通ります。基本的には1一日がかりの活動で、すべての「芸陣」と神輿は宮内での儀式終了後、慈済宮から出発し、後社・光華・中洲を通り、午後5時ごろに前寮に達します。そしてここで、「上白礁」拝謁式典を執り行うのです。それが終わったら、来た道を引き返し、中洲・澎城・後社を経て廟へと戻ります。この活動だけで当日のおよそ午後10過ぎまでかかるのです。 とはいえ、このような「学甲--頭前寮—学甲」という一日がかりの「遶境」活動で「神のご加護」のご利益を受けるのは学甲と中洲の大庄だけです。その他の11庄では義務を果たすだけで権利を享受できていないのが現実です。つまり、同じように陣や神輿を出しても、別の庄を回り、別の庄の安寧を祈るだけで、自分の庄には回らないし、安寧を求めることもできません。そこで、和睦を図り求心力を強めるために、三日間をかけて13庄を練り歩く慈済宮の「刈香」が誕生したのです。これが一般的に知られる「学甲大刈香」、「学甲香」です。
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