台南市の王時思副市長は7月5日午後群馬県庁に到着し「台湾フェアin群馬2019」のイベントに参加後、狩野浩志県議会議長を訪問しました。その後、台南マンゴーのセールスのため日本に到着したばかりの王揚智副秘書長と、休暇をとり自費で参加した劉育菁市長夫人等一行と群馬県の大澤正明知事を訪問。双方ともに実り多い会談を行いました。今回の訪問では、都市間公式交流と台南のイメージを売り込むという二つの目標を達成したほか、試食イベントを通じて群馬県民に直接台南マンゴーの魅力をもPRしました。
台湾フェアin群馬は、群馬県と同県在住の台湾出身者が県庁において毎年合同で開催しているイベントです。群馬県民にさらに台南を知ってもらい、都市間の実質的な交流を強化するため、台南市は友好都市であるみなかみ町と協力し、半年以上の準備期間を経て、今年(2019年)のフェアに台南コーナーを設置しました。台南関連の書籍・雑貨・物品や台南への旅行グッズを展示、文化・観光という角度から台南のよさを県民にアピールしました。このほか、台南マンゴーの甘い味わいをPRするため、台南市は100kgのアーウィン種マンゴーを試食用に準備。みなかみ町もマンゴーの販売を行い、今回のイベントで一番のハイライトとなりました。
王副市長はステージイベントの席上で、観客に台南市の観光資源と特色を紹介しました。さらに、台南市安平区役所と群馬県の上毛新聞社が、同市対日事務諮問顧問・阿部真行著「日本公務員の駐在日記〜台湾・台南そして安平」を共同発行したのを受け、会場で新刊発表会も行われました。王時思副市長は台南市を代表し、二つの地の友好を証明するこの本を群馬県の人々に読んでもらうことで、これからも友好が続くようにと同書を県内5ヶ所の図書館に寄贈しました。
群馬県と台南との間には、しっかりした基礎と交流があります。2年前から群馬県主導で各自治体が台南での国際観光見本市に参加し、2年連続で国外参加ブース数の最高を記録しました。2018年には、マスコットキャラクター「ぐんまちゃん」の台南市後壁区の田んぼアートでの使用ライセンスを無償で付与。2017年、大澤知事訪台の際には、台南を最初の訪問先としました。こうしたことから、王副市長は大澤知事を訪問した際、ここ数年の群馬県による台南への支持と関心に強い謝意を表明、双方の将来にわたるさらなる協力への期待を示しました。また、アーウィン種マンゴーが今まさに旬を迎えていることをも紹介し、大澤知事においしい台南のマンゴーを味わってほしいと、台南マンゴーを贈りました。
日本人にとってマンゴーはおいしい高級果物です。台南市ではより多くの日本の人たちに台南マンゴーのブランドを知ってもらい、最も新鮮な台南マンゴーを味わってもらうため、輸出ルートの開拓に努めています。近年は友好都市、群馬県みなかみ町の強いバックアップを得て、台南マンゴーは群馬県で次第に知られるようになってきました。みなかみ町では2013年から、毎年町民への販売を始め、同年の100箱を皮切りに、2017年、2018年には2年連続で400箱を販売、2019年には一気に600箱(1500kg)に増え、販売数は当初の6倍となりました。台南マンゴーの品質は最高だという評判はすでに定着しています。今回、台南市の訪問団が現地でPRを行ったことで、台南マンゴーの魅力はさらに群馬県の人々の心に届いたことでしょう。