グーグルは9月11日、台南の台南サイエンスパーク(科技工業園区)にデータセンター建設のための土地を購入したこと、及び台南で産出されたグリーンエネルギーの購入を行うことを明らかにしました。黄偉哲台南市長は、世界をリードするグーグルは環境に対しても大きな関心を払っており、工場建設地の選定には厳しい基準をもっていること。そのグーグルが台南に土地を購入したことをうれしく思うこと。そしてこれは、台南が進めてきた環境保護やグリーンエネルギーへの取り組みに対して国際的に認められた一歩であることだと述べています。
また、黄市長は、経済部の強力な後押し、頼清徳前市長、李孟諺前市長が在任中に行った投資への働きかけやグリーンエネルギー推進があったからこそ、グーグルの投資に結びついたことを強調しました。
再生エネルギーの発展は、台湾がこれから進むべき方向であるのみならず、確実に地球環境保護を進めていく上で必要なことです。台南市はグリーンエネルギーの開発発展のために、さらに力を入れて取り組み、低炭素型都市の実現を推進することで、国際的な企業からの投資を促せるよう努めることにも言及しました。
方進呈秘書長はグーグルの投資に関し、建築許可や使用免許の取得を支援するほか、十分なグリーンエネルギーが供給できるよう便宜を図ることを明らかにしました。また、今後より多くの国際企業の投資先となるよう、グリーンエネルギー開発発展を活用することで、優良で環境保護にもしっかりと責任をもつ企業の工場建設投資を呼び込みたいとしています。