新型コロナウィルスの感染が世界各国に広まっており、台湾もまた感染拡大を防ぐべく日々奮闘しています。黄偉哲台南市長も防疫の陣頭指揮をとるかたわら、日本や韓国での感染が増加していることに心を痛め、台南と友好都市関係にある自治体宛てに、新型コロナによる影響を乗り越え、一刻も早く正常な日常生活が取り戻せ、互いの交流が再開できる日が来るようにとの台南市民からのメッセージを送りました。
台南市は日本の9つの自治体や韓国の1都市と友好都市を締結しています。3月4日現在、日本では1000名(クルーズ船を含む)、韓国では5000名を越える感染者が確認されており、両国の感染者は増加を続けているだけではなく、日々の生活にも大きな影響が出ています。黄市長は、こうしたときには、国外からの励ましが必要だと考え、お見舞いメッセージを送りました。遠くの友人に台南からの真心が伝わってほしいとの思いからです。
市長は今回の新型コロナウィルスには、まだまだ不明なことが多くあり、互いに関心を持ち協力し合うことで、この厳しい戦いに打ち勝つことができるとの考えを示しています。