楠西区梅嶺の蛍観賞を楽しむ観光客への防疫対策を強化するために、観光旅遊局は初めて梅嶺風景区での休日入山制限を実施する。期間は4月18日から5月3日までの週末計６日間、伍龍步道ルートの入山者に対して実名登記と時間別入山を行う等の防疫対策を実施する。
「防疫対策として出来うることは全てやる。」という黃偉哲市長は自ら楠西梅嶺の視察を実施。台南市政府として初の蛍観賞に対する防疫対策を実施すると同時にコロナウイルスの為に影響を大きく受けている観光業に関心を寄せた。梅嶺では自然環境に対して極端に敏感である蛍が繁殖を続けており、特別な生態エリアを形成し毎年大勢の観光客を呼び寄せている。この環境の保全育成に努めている地元民と台南市政府担当者たちに黃偉哲市長は深く感謝の意を表し、また心身の健康面にもよい効果を生む野外活動である蛍観賞を推進している。市長は蛍観賞に出かける際にはマスク着用、手洗い、人と人との間に距離をとる等の防疫対策は必須であり、これは他人を守るだけでなく蛍の生態エリアの保護にもつながると強調した。
黃偉哲市長と共に当日イベントに参加した穎艾達利議員、周奕齊議員、楊中成議員、蔡旺詮議員らは旬の楠西青梅を使用し梅酒づくりを体験。市長は「今年はコロナウイルスの影響で梅嶺に入り蛍観賞することが難しい状況になってしまいましたが、皆で一致団結し防疫に努めましょう。コロナウイルスが収束すれば規制や制限を解禁されます。今年見ることが出来なかった人もまた来年を楽しみに梅嶺で会いましょう。」と述べた。
観光旅遊局によると、梅嶺は開放的な観光地であるため通常であれば週末には3，000人から5，000人の観光客が訪れる。しかし今年は防疫対策を徹底するために市政府は現地協会や他関係者と検討を重ねた結果、4月18日から5月3日の期間中、主要ルートである伍龍步道に於いて人の流れを制限する梅嶺風景區管制措施を実施することを決定した。
梅嶺の蛍観賞における防疫対策は中央感染症指揮センターを規範として、人数と時間を分けて入山する方式を実施する。開幕イベントと団体用シャトルバスの運行は中止。登記して入山する市民はマスク着用、体温測定、アルコール消毒などの措置が必須になる。蛍観賞は野外ではあるが焦らず油断せず、適切な防疫対策を心掛けることにより来年の蛍観賞に繋げることが出来る。
梅嶺蛍観賞に関する情報は以下のとおり
梅嶺風景区（伍龍步道）螢観賞HP：（https://is.gd/JHml6O）
台南楠西梅嶺賞螢の季節 FB：（https://www.facebook.com/Nansifirefly）
台南旅遊網HP：（http://www.twtainan.net/）
バス案内：
大台南バス（緑線）、玉井行きに乗車し「緑22号線」で楠西、梅嶺行きに乗り換え。大台南バス「緑22号線」は休日の玉井、楠西、梅嶺（二層坪）便を増発。
〈綠22号線〉梅嶺から玉井行き最終便は平日20：50、休日21：20。
バス運行に関する詳細情報は下記URLから。
南バスHP網站（http://www.snbus.com.tw/）又は大台南バスHP（http://2384.tainan.gov.tw/）