ふじのくに静岡県台湾事務所の宮崎悌三所長が靜岡の川勝平太知事から黄偉哲台南市長に宛てた書簡を携え、台南をご訪問になりました。台南のマンゴーが日本へ直送されることで、おいしいマンゴーが日本で直接味わえることへのお礼と、今後も物産や経済交流を続けていければとの希望が記されていました。
6月に行われた台南国際マンゴーフェスティバルには、宮崎所長が静岡県を代表してご参加くださいました。台南市が準備した季節限定のマンゴー料理を召し上がっていただき、ドライマンゴー工場や日本へ輸出されるマンゴーの検疫の様子もご覧いただきました。台南マンゴーの質のよさや魅力をたっぷりご覧になった宮崎所長は、すぐに靜岡県の複数の機関に台南アップルマンゴーの購入を薦めてくださり、わずか1週間で89箱、335キロのマンゴーの発注をいただくことができました。
このほか藤枝市からの250キロを加え、静岡県からは今年、台南マンゴーを計0.5トン発注いただきました。黄市長は、マンゴーによる交流を契機に、台南と静岡の今後の友好関係をさらに深めていきたいと期待を寄せています。
7月は台南のマンゴーシーズンです。今年は静岡県、群馬県みなかみ町、茨城県笠間市等の日本各地から「台湾に発注、日本で受取る」という方法でマンゴーをご購入いただいています。日本へ輸出されるマンゴーは、日本の方々に最高の品質のマンゴーを食べていただけるよう、洗浄・選別、大きさ・重さ・生産履歴の確認、農薬検査、蒸熱処理など、一連の厳しい工程を経ています。