先月、台湾産パイナップルに対して中国が一時的な禁輸措置を取ったことを受けて、日本各地では台湾産パインを買って応援しようというブームが起きました。台南市の黄偉哲市長はこのほど、台南産パインをPRするため、台湾みやげの定番となっているパイナップルケーキやパインを使った乾麺などさまざまなパイン製品を日本の友好都市や知人に贈りました。
台南は4月からパインの旬に入りました。輸出では、生果はもちろん重要ですが、賞味期限が長いパイン製品も日本の消費者にぜひお薦めしたいところ。今回発送したのは、パインケーキやパインを使った乾麺、ドライフルーツ、瓶詰のジュースなどです。黄市長は「今後、より多くの日本の消費者に台南産パインを味わっていただきたい」と述べました。
台南は、パインの栽培面積が1761ヘクタールで、台湾第二のパイン産地です。主力品種のゴールドダイヤモンドパイナップル(台農17号)は、金色の実と、絶妙な酸味と甘みが特徴で、そのまま食べても、加工してもおいしい品種です。