台南の林百貨は沖縄 デパートリウボウからの招待を受け、7月23日から沖縄国際通りのデパートリウボウで海外展示販売会を行っています。これは林百貨にとり日本で初めての販路拡大となります。7月16日午前、林百貨本店で行われた記者会見には、黄偉哲台南市長も招待を受け出席しました。リウボウインダストリーからは、高岡義泰取締役、佐藤修特別政策室長が出席、また、公益財団法人沖縄県産業振興公社台北事務所の仲本正尚所長も同席しました。
黄市長は「今回、林百貨がリウボウに出店、販売するものは、台南らしさあふれる製品や商品で、今後、さらなる展開が期待できる」と述べたほか、台南市と沖縄県は気候もよく似ており、歴史もあり観光が盛んといった多くの点で共通点があることから、観光の推進、文化、農業、そして科学技術などでも、今後より一層の交流が望めるとの期待を示しました。
林百貨の陳慧姝董事長は、デパートリウボウの糸数剛一社長の尽力を得たことで、 デパートリウボウのセレクトショップ「楽園百貨店」において期間限定で林百貨店の海外展示販売会が実現できたことに感謝を述べ、今回のコラボ企画を通して、今後さらに台南と沖縄の協力関係を発展させ、世界に台湾、台南を発信していきたいとしました。
高岡取締役は「台湾が沖縄と非常に近いということを感じた。距離が近いというだけではなく、文化もまた似通っている。これを機に沖縄県民や沖縄を訪れる観光客にも台湾のいい物や文化を発信し、良さを知ってもらいたい。」と述べました。
今回のリウボウでの展示販売会では、沖縄限定の品々が多く取り揃えられています。「林百貨店」でも人気の帆布バッグやハヤシ人形シリーズは、今回の夏の沖縄コラボのためにデザインされたものです。また、台南の縁起物・剣獅石敢当、い草工芸品、「林百貨店」限定ストール、刺繍の小物などデザイン性の高い雑貨が取り揃えられ、地元の方や観光客の方々へ林百貨の魅力を発信しています。