関西ではすでにおなじみの「台南紅椅頭アンイータウ観光倶楽部」が、この夏「台南遊 ～疲れを癒す週末台南旅 ✦」をテーマに東京で初めてのイベントを開催。王時思副市長自ら積極的に台南をアピールしました。赤い椅子のマスコット紅椅頭（アンイータウ）と台南の情熱を鮮明に打ち出した台南市の観光戦略にテレビ東京の「WBS：ワールド・ビジネス・サテライト」が注目。9月2日夜の放送では「今さらに注目の台湾！日本人が知らない台南とは?」と題し、8分にわたり台南が取り上げられました。この番組は東京だけではなく、広く関東地方でも放送されており、視聴率も高いことから、今回の放送で関東地方における台南の知名度もあがり、台南の宣伝に大きな効果が期待できます。
WBSは、テレビ東京と日本経済新聞との共同制作で1988年から放送されている長寿で、民放の権威ある深夜の経済ニュース番組です。東京で「台南紅椅頭アンイータウ観光倶楽部」イベントが行われることを知った番組制作スタッフから台南市政府観光旅遊局に取材の申し入れがあり、8月末に台南で取材が行われました。イベント初日の9月2日には、グッドデザイン丸の内の台南観光展示会場において王副市長にインタビューが行われました。また、番組記者自らイベント会場から離れた銭湯での台南風銭湯体験にも足を運び、熱々の「仙女紅茶湯」につかりながら台南のリラックスしたスローライフの魅力が伝えられました。
番組冒頭では、日韓関係の悪化が観光に影響し、今年8月に日本から韓国を訪れた人が昨年比の3割減となり、韓国に代わる観光地として注目が集まっているのが「台南」であることが伝えられました。こうしたタイミングで王副市長率いる「台南アンイータウ観光倶楽部」が東京で台南観光のアピールを行うこととなりました。王副市長は番組のインタビューで、台南には台北とは「違う台湾」「より台湾らしい台湾」を見ることができる、ぜひ台南にも足を運んでほしいと積極的に台南をアピールしました。日韓関係が悪化していますが、日本や韓国の方々にもぜひ台南に来ていただきたく思います。
街角インタビューでは、台湾好きの日本人が台南にもつイメージは「レトロ、素朴、魅力的な街」という声が多く聞かれました。続いて台南の地理環境、人口、そして、台南市立美術館と林百貨に代表される日本統治時代の風情が多く残っている台南について紹介。さらに、台南の夜市、マンゴー、かき氷等のグルメ、そして、ホテルには日本語が話せるスタッフが増員されるといった日本人旅行客の受け入れ体制についても細かく報道されました。
「台南紅椅頭アンイータウ観光倶楽部」の活動が成功し、ここ2年の間に台南の街角風景は、『BRUTUS』、『POPEYE』、『PEN』といった日本の雑誌の表紙にたびたび登場しています。こうした平面媒体のほか、デジタルメディアによる報道も、台南の観光マーケティングの幅を広げています。これからも友人をおもてなしする気持ちで、日頃忙しく過ごしている日本の方々を台南にお迎えし、のどかな台南、グルメを味わっていただければと思っています。心の底からリラックスでき、疲れが癒される台南へ、ぜひおいでください！ お待ちしております。