台南市では、台南の観光と農産物のPRのため、大阪道頓崛のグリコサイン隣の大型LED看板で台南の農産物と観光のPRを行い、「台南スイート直行便—ロマンスまで、3時間！」のPR動画を放映し注目を集めました。11月 24日は午前10時から午後4時まで、大型看板の向かい側にある「とんぼりリバーウォーク」において台南のドライマンゴー試食会を行い、訪れた方々から「おいしい」と大きな反響をいただきました。特製のパネルを持って撮った写真をSNSに投稿した方々にはドライマンゴーをプレゼント。会場には台湾からの旅行客も訪れ、ともにイベントに参加し、外国で出会った自国台南のPRイベントに感慨もひとしおのようすでした。
日本からの観光客は消費額も多く、また日台関係も良好であることから、黄偉哲台南市長の指示により、台南市農業局が台南特産の農作物と台南の特色ある観光スポットとをジョイントさせたプロジェクトを立ち上げ、大阪の大勢の人で賑わう場所でPRを行いました。台南のくだものと観光スポットとを日本の関西の人たちに紹介することで、台南に来て観光したり、おいしいくだものを味わっていただきたいとの企画です。
台南市農業局の李朝塘局長によると、黄市長は日本における台南特産農作物の販売状況を非常に重視しており、来年の台南パイナップルやマンゴーなどの農作物の収穫時期も近いことから、ドライマンゴーやPR動画によって台南をアピールし、台南により多くの観光客が来てくださることを期待しているとのこと。
2015年10月には台南-大阪間の直行便が開通し、現在は週2便（火・金）運行しています。台南と日本の関西とは地域性や成り立ちがよく似ており、ともに古都という文化的な背景をもつという共通項があることから、とても親しみやすく互いに足を運びやすいのではないかと考えます。また、観光局2018年の来台国別人数統計によると、日本が2番目に多く196万9千人が台湾を訪れており、台南へは日本からの方が1番多くなっています。
台南市農業局では、より多くの日本の方々に台南の豊富なくだものやおいしい農産物を味わい、日台交流を深めていただくために、これからも多くの情報をお届けします。