清明節連休に全国各地で多くの野外観光地が人で溢れたことにより、新型コロナウイルスに感染するリスクも増加する恐れがあることから中央感染症指揮センターは4月6日、人出の多い観光地に行った市民に14日間の自主健康管理を呼びかけた。台南市政府は中央防疫対策に合わせ、全力で感染を防ぐために市政府職員及び学校の教員・生徒の連休中の行動調査を始めた。
同時に連休中に11か所の国家級警報観光地或いは人出の多い場所に行った職員には出勤時に必ずマスクを着用すること及び自主健康管理、各学校には教員・生徒の外出状況を把握するように要請した。中央感染症指揮センターが4月4日に防災警告システムを通じて発表した前述の国家級警報観光地とは阿里山森林旅游区、花蓮東大門夜市、嘉義文化路、台南関子嶺、虎頭埤、烏山頭ダム及び湖畔リゾート会館等埤塘風景区、高雄興達港、旗山老街、雲林北港朝天宮、屏東県南洲郷以南(墾丁観光地含む)の11か所。
台南市政府は連休終了前に中央感染症指揮センターからの指示をもとに市政府職員に対して、もし観光地(又は夜市、ショッピングモール等人出の多いエリア等)や墓参り、人の多い場所に行った者は出勤時にしっかりと防護対策をし、同時に以下の事項を実施するよう注意喚起した。
1.14日間の自主健康管理、毎日二回の検温を実施すること。
2.公共交通機関に乗る際、職場ではマスクを着用すること。
3.不必要な外出を避け、人の密集している公共場所へ行かないこと。
必要性の低い公務や会議を避け、人との接触を減らすこと。
4.症状(発熱、呼吸器症状、嗅覚障害、原因不明の下痢等)が出た場合、出勤や通学は禁止。
速やかに衛生局に通報し、その後衛生局が医療機関へ連絡。
5.人と人との距離について室内では1.5メートル以上、室外では1メートル以上離れること。
学校においては教育局が4月1日に各学校に連休期間中の防疫注意事項を公告。校内での教職員や生徒への衛生指導をし、同時に許可を得ずに出国してはいけないこと、人の密集する場所へ行ってはいけないこと、感染リスクのある人との接触を避けること、開校前に全校消毒を実施することなどを喚起した。また各学校に教職員や生徒の連休期間中の外出状況を調査・把握するように依頼。校内の衛生指導の強化、手洗いの実施、病気時の外出不可、個人健康管理、室内の換気するように求め、連休を過ごしたために防疫行為を緩めないように要請した。