好評を博す台南のさまざまな麺が紹介されているPR動画「台南好麺」。台南市では、この「台南好麺」を新型コロナ防疫期間においても海外の海外姉妹都市や友好都市との交流が途絶えることがないよう、そして、この台南好麺で元気になっていただき力を合わせて新型コロナと戦っていきたいとの思いを込め、海外姉妹各都市の市長宛に黄市長自ら選び贈呈しました。
台南市新聞処によると、黄市長は4月中旬に海外姉妹都市宛に台南好麺を贈呈するよう指示したとのこと。2017年12月に台南市と友好交流協定を結んだ青森県の三村信吾知事から、さっそく台南好麺の柔らかなコシと口当たりがまろやかで非常においしいとの直筆のお礼状をいただきました。調理の様子がわかる写真も同封されており、日本のラーメンの具材によく見られる半熟卵や海苔が台南好麺に添えられていました。
青森県はりんごを特産とし、夏の風物詩「ねぶた祭り」もよく知られています。台南市と青森県は2011年から毎年、青森県産りんごと台南マンゴーを相互の百貨店で販売するなど交流を進めており、2017年12月には青森県の弘前市との間で三者友好交流覚書を締結しています。昨年7月には、三村知事が代表団を率いて黄市長を訪問した際には、それぞれがマンゴーとリンゴの上着で会談に臨むという息のあった会談が行われました。
今回の三村知事からの礼状には、黄市長の気遣いと台南市の特産品への感謝のほか「行き来が難しい現状ではあるが、今度も台南市と力を合わせて新たな交流を発展させ、これまで築いてきた両市の深い友好関係が実を結ぶよう期待していること。そして、支援と協力を継続し、次回お目にかかれる日を楽しみにしている」と記されていました。