中央感染症指揮センター陳時中指揮官が5月7日に公布した「防疫新生活運動」に対し台南市はただちに共鳴、同日中に市民大学や高齢者学習センター等の生涯学習施設の全面再開を決定した。市立小中学校の屋外空間の開放も再開したが同時に市民に対して自主健康管理の実施と学校や施設の規則や防疫対策を遵守するようにお願いし、病気や発熱等の症状がある人は校区に入らないようにと注意を促した。
黄偉哲市長は市政府防疫対策チームに対し感染状況は緩和されて来たが防疫対策は気を緩めないようにと指示を出し、また台南市は経済、観光に力を入れ市民の生活を守り、必ず経済発展のもと新型コロナウイルスの被害と感染ルートを断ち切ると強調した。7日午前、社会局及び衛生局、環境保護局、消防局による防疫対策演習を実施、実戦力及び先手を打つ戦略の強化を図った。
新型コロナウイルスで経済的な被害を受けている市民に対して、台南市政府はあらゆる職員を動員し受付、処理、審査事務への集中対応を実施。審査が通った案件から順に助成金を出し、出来る限り迅速に市民の緊急事態の解決を図っている。台南市は全国で最もはやく「防疫安心就業計画」を完成させた市であり4月初旬に始動、5月4日には全てのスタッフが計画に基づいた体制業務に就いた。新型コロナウイルスの為に休業或いは失業という困難に遭ってしまった人達がそれぞれの長所を活かせる就業機会をつくる、これが勤労者の生活を重視する黄偉哲市長の政策である。