台南市政府は全国に先駆けて台南市政府を訪れる市民の実名制受付、職員による庁舎外対応演習を3月25日から3日間実施した。公務員の防疫警戒心を高めるだけでなく市民の自己健康管理に対する注意喚起が目的。
台南市政府はコロナウイルスに対して「部署間協力、防疫優先、人員分散、空間整備」を掲げている。現在、台南市政府永華庁舎に於いて各部局の対外サービスカウンターを設置し、一階の総合サービスセンター及び東ホール、教育局、労工局、社会局、農業局、民政局、都発局、工務局そして経発局の計８部局、16カウンターによる受付対応を開始。
カウンター上には透明なアクリル板が設置され、接客時の市民と職員の安全を確保している。これらの措置により公務は正常に行われ、市民サービスが中断することはない。市民による実名制受付は防疫対策の効果、感染源追跡の効果、市職員の感染リスク軽減の効果があり、新営市の民治センターでも実施している。
台南市政府は、永華センターでも民治センターでも受付の際には必ず身分証明書を携帯するように呼び掛けている。また飲食デリバリー業者には固定の受け渡し場所を定め、行政庁舎への立ち入りを禁止している。台南市政府は間もなく迎える清明節連休の人口移動に対し、より一層の自己防疫対策を市民に提唱している。
医療上の問題に関する取い合わせ先：台南市防疫ホットライン06－2880180または各区役所。