最近発生した、加利科学技術有限会社が中国大陸の非医療用マスクを台湾製医療マスクと偽り市場販売（マスク右下に「Carry mask」とスタンプ）していた件について、調査の結果この会社が実名制販売していた範囲は新北市及び宜蘭と台北の一部であり、台南市管内には当該会社からの提供はありませんでした。市民の皆さんには安心して本市実名制販売を実施している薬局や衛生所で購入していただけます。
黄偉哲市長は台南のマスク工場の原料供給及び生産状況を理解するために台南市のマスク生産大手企業である康那香工場を視察、そして康那香企業が政府の呼びかけに応じナショナルチームに加わり台湾防疫体制に多大な貢献をしたことについて感謝の意を述べました。
康那香はメルトブローン不織布を自社生産している企業です。メルトブローン不織布はマスクの最も重要な隔離層の役目を果たし、空気中のウイルス、細菌、粉塵、飛沫等をろ過する重要な役割からマスクの心臓と呼ばれています。康那香はコロナの感染流行以前から原料であるポリプロピレン樹脂の買い付けを行っていたため、国際的な品不足の現状でも心配することはありません。「マスクナショナルチームの一員として国民の健康を守れることは、会社と全同僚にとって光栄です。」と康那香企業は述べています。
台南市黄偉哲市長は防疫体制をまだ緩めてはいけないこと、また医療機関、介護施設、バスターミナル、ショッピングセンター、娯楽施設、教育学習施設、展示施設、宗教施設、大型イベント会場及び中央感染症指揮センターが新たに指定した場所や特定の活動に参加する際は必ずマスクを着用するように改めて市民の皆さんに呼びかけました。