新型コロナウイルスは国際的にまだ油断できない状況であり、マスク等の防疫物資の需要は依然として緊迫しています。そんな中、台南市の東建安会社は国際援助の精神を発揮し、医療関係者の健康を守るために南台湾の機械関係同業者と共同でスマート生産ライン一式(5本の3Dマスクオートマチック生産ラインを含む)をチェコ共和国に寄贈しました。
台南市長は、新型コロナウイルスに打ち勝つべく、防疫共同対策は全世界が国境の区別なく実施しなければならないと述べています。東建安会社と南台湾の機械事業者が共同でチェコに5本の3Dマスクオートマチック生産ラインを含むスマート生産ライン一式を寄贈しました。一つの生産ラインで毎分平均30枚のマスクを製造することが可能です。元々のN95マスクは3層防護ですが、この機械では6層の製品を製造できます。また東建安会社は同時に技師をチェコに派遣し機械の実測及び設置等の引継ぎを行いました。今回の寄贈を通じて国際社会に広く台湾の善心を知ってもらい国民外交が深まることを期待します。
台湾の新型コロナウイルスに対する防疫施策はほぼ成功を収めていますが、台南市コロナ対策チームは防疫会議以外に防疫物資の整備や協調にも多くの力を注ぎ、全力で市民の生命と健康を護っています。
新型コロナウイルスの大流行により全世界の経済が影響を受けていますが、防疫は台湾だけではなく世界が一丸になって努力し政府の防疫対策に協力する必要があります。新型コロナウイルスが遠くない未来に抑制され、全世界の経済が軌道に戻ることを信じます。