台南市民への交通サービスの更なる向上の為に、市政府は「高架式軽量モノレール」の設置を積極的に進めています。「グリーンライン 府城横貫線」と「ブルーライン 中華環状線」の二路線の予備調査を終え、近々交通部へ報告し審査する予定です。台南の特色ある路面状況を考慮し、「高架式モノレール」を採用し台南の「都市公共交通網システム」を完成することを期待します。
市政府は現在「グリーンライン 府城横貫線」と「ブルーライン 中華環状線」の二路線を計画中。グリーンラインの始発駅は平實轉運站、終点は永華市政中心で東区、北区、中西区、安平区を通り全長約11.9㎞。ブルーラインは環状線の規格になっており、始発駅は永華市政中心、終点は平實轉運站。東区、北区、中西区、安平区、南区、仁徳区を通り全長約27.3㎞となっています。
グリーンライン・ブルーラインのモノレールは高架式システムを採用する方向。メリットとして台南の狭く、短い道路の特性に対応可能で、工期も短く、コストも低く抑えられることが挙げられます。都市景観及び環境へ与える影響も比較的少なく、未来都市に求められている交通システム形態へも合致しています。
台南市政府はバス、台湾鉄道、ターミナル駅、相互利用切符、そして先進的交通システムの「モノレール」の5つの企画をもとに「都市公共交通網システム」を全力で推進し、台南公共交通網の完全化を目指しています。