台南市と日本の東北地方最大の都市・仙台市は、「七夕」の縁により、2000年から交流が開始され、2006年に交流促進協定が締結されて正式に友好都市となって以降、観光・産業・福祉・文化・スポーツなどの多方面に渡る交流が行われてきました。
今年2016年は、交流促進協定が締結されてちょうど十年目に当たるということで、このたび「台南‧仙台友好10週年記念展」が開催されました。この展示会では、台南と仙台の交流にまつわる写真やパネル、仙台市から贈られた記念品などが展示され、これまでの交流の軌跡、仙台市の歴史や文化を知ることができるほか、ロマンティックな仙台の七夕の雰囲気も味わうことができるようになっています。
ここ数年、2011年の東日本大震災、今年2月6日の台湾南部地震と、両市はともに地震によって大きな被害を受けました。こうした悲しい出来事の中にあっても、両市は互いに寄り添い、助け合い、励まし合って、乗り越えてきました。中国語に「患難見真情」(まさかの時の友こそ真の友)ということわざがあるように、両市は家族同然の絆と思いやりで固く結ばれてきたのです。
この「台南‧仙台友好10週年記念展」には、仙台市の奥山恵美子市長も足を運ばれ、国内外から訪れた多くの人びととともに、この10年間の交流と友情を祝いました。
期間:7/22(金)~ 8/21(日)
場所:台南市中西区府前路一段197号「文創PLUS台南創意中心」2階(元・台南愛国婦人会館)
時間:9:00~17:00