台南市民に日本群馬県みなかみ町の生活文化を体験してもらい、現地旅行情報を知ってもらう為に台南市政府は群馬県みなかみ町と協力し、原台南州立農事試験場宿舎群を活用し「みなかみ町交流館」を設立しました。本日(11日)に開幕式が挙行され、同時に台南市旅行商業同業公会とみなかみ町観光協会との友好協定が頼清徳市長及び岸良昌町長の立ち会いのもと行われ、将来一層台日観光交流の促進が期待されます。
頼市長は「みなかみ交流館の設立は日本群馬県みなかみ町と台南の友情が更に深くなったことを表している。台南市民は日本の工芸品が大好きだが、ここに来れば買う事が出来る。将来の経済活動も非常に期待できる」と述べました。
また頼市長は自身がみなかみ町訪問した際の経験も話してくれました。
「みなかみ町は非常に美しい町でスキーも出来るし、ラフティングやバンジージャンプも出来る。私がみなかみ町に泊まった時の朝、起床してスグに町の雪景色が目に飛び込んで来た。樹の上に積もった雪が太陽の光を浴びてキラキラ輝いており、それはまるで樹木が真珠の首飾りをしているようだった。美しさは言うまでもなく、みなかみ町には町民に愛されている温泉がある。18種類の温泉があり、それぞれ素晴らしい特性を有している。美食や果物は説明も要らない程だが、特に町を代表するリンゴ、梨、桃、イチゴ等季節の果物は非常に品質が高い。これらは台南市民が自ら足を運んで食べる価値がある。」
日本群馬県みなかみ町と台南市は2013年に友好都市協定を締結しました。頼市長はみなかみ町岸良昌町長と町をこのように紹介しました。「岸町長は日本の中央政府で十数年勤務し2009年に就任、非常に優秀な学歴・経歴を持ち特に農業分野に造詣が深い。
また交流推進に非常に積極的で、毎年7月には台南国際マンゴー祭りへ必ず参加してくれているだけでなく台南のマンゴーを大量に購入してみなかみ町民へPRしてくれている。
本日みなかみ町交流館開幕式には上毛新聞の記者まで連れてきて台南市を取材していただき、本当に町長及びみなかみ町の皆さんには感謝しています。またちょうど一年前に台南で発生した0206大地震の際には町長が真っ先に電話連絡をくれ、更に町内において募金活動をしてくれた事に改めて感謝申し上げます。台南市政府は昨年10月農事試験場日本宿舎丙種宿舎を修復完成後、日本宿舎群を活用する政策で新たな活力をもたらす以外に、台南市の国際交流拠点になることを期待している。みなかみ町長が宿舎完成後に積極的に政府と協力する体制を整えみなかみ町交流館を設立してくれた事に非常に感謝している。」
今後半年間、丙種宿舍は台南市と日本の交流拠点になります。台南市民はここで最新お旅行情報を入手することや、現地の物産や工芸品も購入することが出来、更には旧家屋独特の懐かしい風情を感じることが出来ます。