台南市と群馬県みなかみ町は2013年に友好都市協定を締結して以来、年々交流を深めています。台南市では、名産の愛文マンゴーの日本市場販路拡大を積極的に展開しており、みなかみ市は2013年の第一回台南国際マンゴーフェスティバル以来、毎年台南産愛文マンゴーを購入し、群馬で台南を紹介する取り組みを積極的に行っています。こうしたみなかみ町の後押しがあること、そして品質が良いこともあり台南愛文マンゴーは非常に好評を博し、みなかみ町でも知られるようになりました。2013年の購入数は100箱でしたが、2017年、2018年には、二年連続して400箱となりました。
このほか、群馬県台湾総会が7月6日から8日に群馬県庁で開催した「台湾フェア in 群馬 2018」では、みなかみ町役場も台南を紹介するブースを設け、台南産の新鮮な愛文マンゴー、フルーツビール、台南関連のグッズなどを展示し、群馬県民に台南市を広くPRしました。こうしたさまざま台南に関するPR活動を通して、みなかみ町における台南の知名度が上がることが期待されています。
台南と日本の友好都市との交流を双方の市民に知ってもらうため、台南市は「Friendship Box」と題する-図書館交流フェアを企画しました。これは、日本の友好都市との間で、互いの展示物を送り合うもので、第一回が群馬県みなかみ町との間で行われました。まず、5月に群馬県立図書館で台南に関する特別展が盛大に開催されたのに続き、8月1日~28日の間、台南市塩埕図書館において群馬県とみなかみ町に関する特別展が開かれます。8月25日(土)の午後には、群馬県立図書館長の中山勝文先生、みなかみ町台湾事務局長、台南市政府対日事務相談顧問の阿部真行先生を講師にお迎えし講座が開かれます。特別展展示の参観及び講座(要申込み)にぜひ足をお運びください。