6月26日から7月12日まで、2020年台南国際マンゴーフェスティバルが開催されます。黄偉哲台南市長は、マンゴーフェスは台南の産業の一大イベントであり、観光の振興と合わせ、マンゴー産業、文化、観光をセットとして売り込むとの考えを示しました。
台南市農政局によると、マンゴーは台南を代表する特産品で、特に愛文マンゴーは甘くジューシーで繊細な味が国内外の消費者に好まれています。こうしたマンゴー改良種の作付面積は6,894ヘクタールで台湾全体の約50%を占め、最盛期は6月から8月。今年は収穫量を6万4千トンと見込んでいます。
輸出は、オンライン買い付け、裕毛屋日本の台湾物産展、農業委員会からの輸送費補助、チャイナエアラインによる日本チャーター貨物便の運航、輸出業者22社による情報掌握等といった方法で行っています。また、国内販売は、台南マンゴーフェス、生産地での直売、インターネットや実体チャネルとの連携、各種プロモーション活動、企業一括購入、法人契約などでプロモーションを行っています。フェスティバル期間中における各生産地コーナーへの来場者数、イベント会場及び周辺における経済効果は昨年比の10%増、海外バイヤーは8カ国20名を見込んでいます。