3月13日は228事件で銃殺された湯徳章弁護士の命日で、台南市の「正義と勇気の記念日」となっています。この日、社団法人湯徳章紀念協会が開いた記念式典で、黄偉哲台南市長は湯徳章の功績を称えるとともに、現在の中正路の一部の名称を「湯徳章大道」に変更すると発表しました。
黄市長は「湯徳章弁護士は大勢の台湾の人々の命を守ってくれました。感謝の意を表すため、市内の道路の名称を変えて記念することにします」とコメントしました。湯德章の銅像の前には、百年の歴史を持つ台湾文学館がありますが、その街路表記を湯徳章大道1号とすることにより、湯氏が台湾を守ったことを象徴的に示すことにしました。
湯徳章大道は湯德章紀念公園から忠義路までの区間で、今年上半期中に名称を変更する予定です。