旅行専門誌の『ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー』が発表した「2024年の世界で最もクールな旅行先」に、台南が選ばれました。「時代の香り漂う歴史建築とグルメ」が評価されたもので、選定された世界30地点のなかで、台南は台湾唯一です。
同誌は今回の選定に当たり、「台南は台湾のかつての都であり、歴史的な趣を備えている」として、台南がオランダや日本などの国の影響を受けてきたことを詳細に伝えています。また、塩水ロケット花火祭りを取り上げながら、多様で豊かな歴史建築やグルメを紹介しています。
台南市の黄偉哲市長は「台南は37ある行政区それぞれに、豊かな文化的蓄積と歴史的な建築、代々受け継がれてきたグルメの名店がある」としたうえで、観光シャトルバスサービス「台湾好行」の利用を呼びかけ、「行楽客のみなさんには、気軽に台南各地のビューポイントを楽しみ、土地ごとのグルメを味わっていただければ」と期待を表明しました。また、来年の「台南400」にちなみ、「台南市政府は、台湾ランタンフェスティバルや国際蘭展など一連のイベントを開催するとともに、台南グルメのプロモーションを続けていきます。ともに盛り上げていきましょう」と話しています。
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