日本熊本県宇土市元松市長及び宇城市守田市長、美里町上田町長一行39名による連合訪問団が13日午後、黄偉哲市長と面会しました。宇土市は湯徳章の父の出生地であることから、訪問団は「台南市正義と勇気6の記念日」儀式に参加し献花を行いました。
黄偉哲市長は台南市民を代表して「台南市正義と勇気の記念日」に参加するため日本から訪台した来賓を歓迎し、共に湯徳章を偲ぶと同時に湯徳章氏の縁により宇土市だけでなく近隣自治体である宇城市、美里町による台南市と交流を歓迎しました。
黄偉哲市長は「台南市は多くの日本自治体と深い友情で結ばれており相互交流の関係を築いている。この機会に更に相互理解を強化し、双方の物産、観光、教育等多方面による交流を促進したい。また今年7月29日、30日には台南で台日交流サミットが開催されるので、各自治体の議員が台南市を訪れることを期待している」と述べました。
宇土市元松茂樹市長は訪問団代表挨拶の場において台南市による心温まる歓待に感謝し、以前からずっと熱望していた正義と勇気の記念日儀式に参加出来たことは非常に光栄であると自身の気持ちを表現しました。記録動画「湯徳章を探して」の製作は実に5年の月日を費やしており、宇土市だけでなく日本全土による上映が実現し日本国民全体が湯徳章弁護士を知ることが期待されます。
元松市長は更に「台南市政府文化局が出版した湯徳章物語の日本語版が出版されることを非常に期待している。宇土市の学生たちに湯徳章氏を知ってもらい、宇土市と台南市の学生及び文化教育・スポーツ等々多方面による交流が進むことを臨んでいる。行政間だけの交流に留まらず、互いの民間交流が促進されることを切に希望しています。共に経済・観光方面で美しい未来・成果を出せるように」と感想を述べました。
昨年（2023）宇土市役所が「湯徳章を探して」記録動画制作のために湯徳章氏の墓園撮影に協力した縁から、訪問団はこの記録動画の台南上映会に参加し交流を深めました。