株式会社日本典礼の宮地正治会長が3月11日、今年1月21日に発生した台南市楠西区を震源とする震災への災害見舞として義援金を寄付しました。日本を訪れた黄偉哲台南市長が市を代表して受け取るとともに、感謝状を手渡しました。
黄市長は、この地震で大きな被害を受けた台南市楠西区は台湾ナツメ(蜜棗)やマンゴーの生産が盛んなところだと紹介しました。11日から14日まで東京ビッグサイトで開催されている食品見本市「FOODEX JAPAN」でもこれらのフルーツを紹介しており、ぜひこれを機に味わって欲しいと呼びかけました。
日本典礼の宮地会長は、2011年の東日本大震災では台湾から多くの義援金が寄せられたが、その感謝の気持ちがいまも続いていると語り、「台湾と日本のこの絆がこれからも続くことや、この見舞金によって台南の被災地の人々が一日も早くもとの生活を取り戻すことを願っている」と述べました。